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朝はごめんね

 

 

今朝は感情のまま君を叱ってしまった

叱ったじゃないな、責めたてたんだな

 

思春期真っただ中だし性別も違うし価値観も違う

 

親の言うことなんて「うざい」以外

形容できる言葉を知らない年頃だしね

 

私だってかつて通ってきた道だから

 

君の持つ有限の若さや手持ちの時間が

いかに無駄にこぼれていってるかを

 

知らずにそれを無駄にしてきて今後悔している

人生の先輩として

 

つい老婆心で

少しでも早くそれに気づいて欲しいと口うるさくなってしまう

 

それって

転ばないように君の行く道にある石ころを

せっせと取り除いているようなもんかなって

 

反省したりもするけど

次の瞬間にはきつい言葉がマシンガンのように君を集中砲火

 

口では私にかなわない君は黙ったまま

冷めた目で何か言いたげに私を見ている

 

あぁ、私もかつてそんな目で親を見てたな

 

分かってるんだよ

君の言いたいこと

 

分かってるけどさ

 

思春期の反抗期は

せめて自分のことぐらい自分で最低限できるように

なってからで、お願いできない?

 

私ももうちょっと伝え方の努力はしてみるからさ

そんなもろもろの葛藤を経て

気持ちの落としどころを無理やり見つけて

 

「今朝は怒りすぎてごめんね」

短い文章をLINEで伝えた

 

君からの返事はさらに短く

「了解」

 

なんだそれ

 

やり取りとして嚙み合ってないことに

呆れて

ちょっと吹き出してしまった

 

 

今日は君の勝ち

そういうことでいいよ

 

 

JUGEMテーマ:小説/詩

 

 

 

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/ 07:17 / 優しい詩(うた) / comments(0) / - /
ひび

JUGEMテーマ:小説/詩

 

 

きっかけは私の言葉が君を傷つけたことだった

 

これ以上傷つけられたくなくて私を避ける君に

 

私は「なぜ?」と答えを急いた

君は答えるのを怖がった

 

あんなに確かだと思っていたつながりは

ほんの少しのひびで駄目になってしまうぐらい

 

2人の間に流れる慣れあいだったと思い知った

 

 

近すぎて時々会話の端々にえぐられるような

痛みを感じても

お互いにそれは親友の気の置けなさだろうと

 

痛みに気づかないふりして

無自覚に相手を傷つけて

 

私たちはすでにボロボロだったんだ

 

君と連絡を取れなくなって

悲しくて辛くてすごく後悔した

 

すごく後悔して

 

同時に

どこか安堵した

 

私と似ている君だから

君もきっと同じ気持ちでいるんだろう

 

 

もしもう会えないとしても

君のことを一番大切な友達だと思ってるよ

 

 

 

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/ 08:13 / 悲しい詩(うた) / comments(0) / - /
Love is Over

JUGEMテーマ:想い詩

 

一日の大半が君で埋め尽くされる

休みの日は辛い

 

この部屋のそこかしこに

君の跡が残ってる

 

私だってそれなりに大人だから

失った恋に自暴自棄になって

日常生活すらままならないなんてことはないわ

 

ないけど

 

ふとした空白に思い出す

君の顔

君の声

君のしぐさ



 

 
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/ 12:12 / 切ない詩(うた) / comments(0) / - /
寒空の下

JUGEMテーマ:小説/詩

 

 

引きちぎられる寸前

 

だから

振りほどいた

 

 

後悔なんてものを微塵も感じさせないように

1mmも振り向きもせずに

 

走って走って

   走って走って

 

ただ逃げたんだ

 

もう一歩も動けないぐらい疲れて

体も心もどうしようもなくて

 

堰を切ったように溢れた涙を

一粒も地面にこぼさないように上を見たら

 

 

色のない寒空が横たわってた

 

 

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/ 23:58 / 切ない詩(うた) / comments(0) / - /
こんな時に

JUGEMテーマ:想い詩

 

 

「風邪引いたみたい」

電話の向こうで少し辛そうな君

 

「大丈夫?何か食べるもの持って行こうか?何がいい?」

携帯を肩に挟んでそう聞きながら

ブルゾンに袖を通す僕

 

「んー…食欲ないの」

かすれ気味のか細い声

こんな時に何だけど

いつもよりちょっとセクシーでドキッとしてしまった

 

不謹慎でごめん

 

 

夕暮れが近づいてきた駅までの道

スーパーに寄ってポカリと葡萄をカゴに入れた

お粥の材料も買った方がいいかな

体を温めるのって何入れるんだっけ

 

 

ねぇ

こんな時に本当に何なんだけど

病気で弱ってる君が電話してきた相手が僕だってことに

さっきからニヤつきが止まらないんだ

 

横で野菜の鮮度を品定めしている見ず知らずの奥さんに

怪訝そうな顔されて慌てて咳払いしたほど

 

スキップしちゃいそうなぐらい嬉しくて

 

 

一生懸命看病するし

なんだったら

 

君の風邪

全部もらってあげるから

 

だから

不謹慎な僕を許してね

 

 

 

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/ 23:06 / 優しい詩(うた) / comments(0) / - /
もしも君じゃなかったら

JUGEMテーマ:想い詩

 

 

 

今、僕は君の隣にいる

 

何気ない日常に散らばっていた

君へとつながる小さなファクター

 

積み上げられた小さな偶然の連なりをたどって

 

 

今、君が僕の隣にいる

一番大切な事実が形を成しているんだと思うと

訳も分からず気持ちが溢れそうになって

 

思わず手で口を覆ったんだ

 

 

僕が今見つめている人が

 

もしも君じゃなかったら

僕はこれほど幸せだと思えなかったかもしれない

 

 

 

 

 

 

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/ 21:12 / 優しい詩(うた) / comments(2) / - /
さよならサワー

JUGEMテーマ:想い詩

 

最後の夜を

通い慣れた居酒屋でなんて

 

あなたと私らしいね

 

 

すすけた暖簾をくぐって

大将に「まいど!」って声をかけられて

 

 

カウンターに座って

瓶ビールを頼むあなたと

サワーを頼む私

 

とりあえずで頼んだおつまみが並ぶと

私がいつものようにあなたのグラスにビールをついで

 

ちりんと小さくグラスを合わせて乾杯

 

居酒屋独特の雑多な空気の中で

ちっともお別れムードにならなくて

 

いつもの外ご飯みたいで

時々笑いあったりして

 

しんみりなんて

それこそ的外れだよね

 

楽しかったよ

ありがとう

 

 

この店を出たらあなたは右へ

私は左へ

 

もう二度と

同じ場所に帰ることはない

その寂しさと切なさが身に沁みるのは

 

もう少しサワーの酔いが醒めてから

 

さよなら

さよなら

 

「またね」はないから

 

あなたに背を向けて

 

涙が伝った

 

 

 

 

 

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/ 21:43 / 切ない詩(うた) / comments(0) / - /
名残

JUGEMテーマ:想い詩

 

 

セミの声が洪水のように反響する夏の午後

作りものみたいに精巧なセミの抜け殻を

しゃがみこんでじっと観察した

 

 

長い長い年月かけてやっと外に出て

たった7日間

 

どんなに精いっぱい頑張っても

届かない方が現実なんだろう

 

 

だけど

 

たった一度の恋に巡り合う奇跡のために

命を懸けて必死に生きたとしたら

 

7日で十分なのかもしれないね

それ以上はただの足枷になってしまうのかもしれないね

 

 

 

君の命は次につながった?

君の恋は報われたの?

 

 

 

半透明な抜け殻は

卒業式のような晴れやかなさみしさを漂わせて

 

静かに転がってた

 

 

 

 

 

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/ 15:43 / 切ない詩(うた) / comments(0) / - /
羽化
JUGEMテーマ:想い詩


日差しを受けて色飛びした古い校舎
渡り廊下を通り抜ける夏の風


背後に人の気配を感じて振り向いた僕を

追い越していく君が
スローモーションのように見えた

風がいたずらに舞い上げた長い髪に
光の粒が乱反射してキラキラはじける

抜けるような青空を背に
ほんの一瞬見えた君の真っ白な首筋が

あまりに綺麗で
僕は言葉もなく立ち尽くした


僕の中で生まれたての蝶が
まだ頼りない薄い羽をそっと広げた






英語の言い回しでドキドキしたり不安や緊張することを
”get butterfies in mystomach(胃の中で蝶がバタバタする)”
って表現するんですって。
可愛いハート

まだこの気持ちが恋なのかどうかもわからず、ドキドキした瞬間を
このフレーズになぞらえてみました。



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JUGEMテーマ:想い詩
/ 21:35 / 切ない詩(うた) / comments(0) / - /
素直


「素直になれよ」
とろけるような笑みを向ける男

なんて単純な坊や

あなたは分かったような気がしてるだけで
本当のことなんか何一つ分かってない

ねぇ
後悔しない?


無神経に他の女の話をするあなたを

穏やかな笑顔を湛えて見つめる私の
目が1个眈个辰討覆い里傍い鼎もしないで

そんな独りよがりな台詞を吐いて
自分の浅はかな男の度量に満たされてるのも今のうちかもよ


ご希望通り素直になりましょうか

あなたを自分のものにするためなら
どんな手段も厭わない

私の狂気に近い誠実な愛に触れて


その時初めて恐怖を抱いても
もう手遅れだけど



※2008年6月の記事を編集して再投稿しました。

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JUGEMテーマ:想い詩
/ 23:41 / 毒を含む詩(うた) / comments(0) / - /
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