夜桜

グラスビールが少なくなった頃
夜桜を見たいと君が言った

お互いに帰りを待つ人がいる隙間をぬって
久しぶりに逢えた時間を
このまま終えてしまうのがもったいなくて

ほろ酔いの君の思い付きに
一も二もなく頷いた

まだ春浅い宵の口
七分咲きの桜の下

君と肩を並べて歩く

砂利を踏む音と小さな息づかい
つないだ手の乾いた感触

何か話さなきゃ
そう思うのに言葉が出ない

桜が途切れた
君との終わりが近づく


どれほど綺麗な花をつけても
時が過ぎれば跡形もなく散ってしまう

君は
二人の間にある気持ちを桜に託したの



※2008年3月の記事を少し言葉を変えて編集しました。

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