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赤ずきん(BAD END)
深い森の中

木漏れ日が時折顔に当たり
見上げると天使の羽のようなまばゆい光が
目に入る

小鳥が時々さえずって
穏やかな昼下がり


君を探しにきたんだ
どこにいるの

お使いの途中でうたた寝してるの


翳りができるほどの長い睫
フランボワーズのような赤い唇
マシュマロのような頬
小鹿のようにすらっと伸びた四肢


初めて見た時から恋に堕ちてたんだ


だから
狼に見つかる前に
僕のものにしてしまいたい



徐々に狂気が加速していく


どこにいるの

出ておいでよ
赤ずきん

たとえ馬鹿な狼を巻いたとしても
僕からは逃げられないのに


ゆがんだ口元から
しのび笑いがクスクス漏れる



深い深い森の奥
少女の金切り声が悲しく響く





「窓を閉めなさい
あの声を聞いてはだめ」

JUGEMテーマ:小説/詩



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今回は詩と言うよりは短いお話にしてみました。
本当は怖い内容だったグリム童話のように、毒のあるお話を。

大人の男を手玉にとっていたつもりが、いつの間にか自身を命の危険に晒して
しまう少女の恐怖。
現代社会では男女の出会いがあまりに簡単になりすぎて、優しい顔の下に悪魔を
忍ばせている相手を見極めるのが困難だという警告として。

最後の一文はそれを傍観、もしくはなかったことにしてしまう第三者(大人)・・。
誰もが被害者にも加害者になる可能性が。

/ 11:24 / 毒を含む詩(うた) / comments(2) / - /
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/ 11:24 / - / - / - /
COMMENT
>ちーねえさんへ
恐怖を感じてもらえれば成功です(*´艸`)

家族や友達にもなかなか開けない心を会ったこともない異性に簡単に開いてしまうのは何故なんでしょうか?

身近な人との繋がりが希薄になって孤独を紛らすために親しくなる見ず知らずの他人…怖いのと同時に悲しくなります。
/ sora** / 2008/06/01 10:47 PM /
sora**さん 
ちょっと恐怖でした でも今の中学生・高校生って出会い系サイトで
知らない人と平気で連絡取り合うんですね
本当に怖いこと分かってない。。
大勢いても誰も助けてくれないって若い時経験しました
けんかとか電車の中の痴漢とかね!
/ ちーねえ / 2008/06/01 4:58 PM /