Love is Over

JUGEMテーマ:想い詩

 

一日の大半が君で埋め尽くされる

休みの日は辛い

 

この部屋のそこかしこに

君の跡が残ってる

 

私だってそれなりに大人だから

失った恋に自暴自棄になって

日常生活すらままならないなんてことはないわ

 

ないけど

 

ふとした空白に思い出す

君の顔

君の声

君のしぐさ



 

 
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寒空の下

JUGEMテーマ:小説/詩

 

 

引きちぎられる寸前

 

だから

振りほどいた

 

 

後悔なんてものを微塵も感じさせないように

1mmも振り向きもせずに

 

走って走って

   走って走って

 

ただ逃げたんだ

 

もう一歩も動けないぐらい疲れて

体も心もどうしようもなくて

 

堰を切ったように溢れた涙を

一粒も地面にこぼさないように上を見たら

 

 

色のない寒空が横たわってた

 

 

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さよならサワー

JUGEMテーマ:想い詩

 

最後の夜を

通い慣れた居酒屋でなんて

 

あなたと私らしいね

 

 

すすけた暖簾をくぐって

大将に「まいど!」って声をかけられて

 

 

カウンターに座って

瓶ビールを頼むあなたと

サワーを頼む私

 

とりあえずで頼んだおつまみが並ぶと

私がいつものようにあなたのグラスにビールをついで

 

ちりんと小さくグラスを合わせて乾杯

 

居酒屋独特の雑多な空気の中で

ちっともお別れムードにならなくて

 

いつもの外ご飯みたいで

時々笑いあったりして

 

しんみりなんて

それこそ的外れだよね

 

楽しかったよ

ありがとう

 

 

この店を出たらあなたは右へ

私は左へ

 

もう二度と

同じ場所に帰ることはない

その寂しさと切なさが身に沁みるのは

 

もう少しサワーの酔いが醒めてから

 

さよなら

さよなら

 

「またね」はないから

 

あなたに背を向けて

 

涙が伝った

 

 

 

 

 

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名残

JUGEMテーマ:想い詩

 

 

セミの声が洪水のように反響する夏の午後

作りものみたいに精巧なセミの抜け殻を

しゃがみこんでじっと観察した

 

 

長い長い年月かけてやっと外に出て

たった7日間

 

どんなに精いっぱい頑張っても

届かない方が現実なんだろう

 

 

だけど

 

たった一度の恋に巡り合う奇跡のために

命を懸けて必死に生きたとしたら

 

7日で十分なのかもしれないね

それ以上はただの足枷になってしまうのかもしれないね

 

 

 

君の命は次につながった?

君の恋は報われたの?

 

 

 

半透明な抜け殻は

卒業式のような晴れやかなさみしさを漂わせて

 

静かに転がってた

 

 

 

 

 

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罪と罰

JUGEMテーマ:小説/詩

 

 

 

ままならない恋に泣きだした彼女が

小さくて消え入りそうで

 

愛されることに慣れっこで

常に自信に満ち溢れてた彼女が

ただ一人のためにこんなに弱く脆くなるなんて

 

ただ一人のために流れた涙は純粋で綺麗で

 

その姿に心打たれて

思わず抱きしめた

 

 

-----

 

 

さっき

君がいたずらに抱きしめた女が自分の彼女を抱きしめてるって

どんな気持ち?

 

困惑気味に見つめる君の視線なんてまるで無視して

彼女の背中を優しく撫でながら

 

そんな風に考えてしまう

 

目を伏せたまま

君の罪悪感と良心にギリギリと見えない爪を立てる私に

 

 

どんな罰が下るのだろう




 
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磁極反転

JUGEMテーマ:想い詩

 

 

ねぇ

座ってる彼女の後ろで手をつないでくるとかやめてよ

 

部屋を出た私の後をついてきて

彼女にバレないように物陰で抱きしめるなんて

使い古された恋愛小説のネタみたいで気恥ずかしくなる

でも

強引に腕を引かれ

君の体温が移った柔らかいTシャツに抱きとめられた瞬間

背の高い君の鎖骨のあたりに額を押さえつけられた瞬間

 

骨ばった指先が

髪の中に滑り込んで少し汗ばんでる首筋をそっと撫でた瞬間

 

振りほどこうと思えばそうできたのに

 

許されるなら

しばらくこのままいて良いかな

 

なんて

思ってしまった自分が

安い小説のヒロインみたいで笑ってしまった

 

君は背徳の共有を私が承知したと勘違いしたみたいだけど

そうじゃないよ

私の気持ちなんてとっくに見透かしてた君が

少しも酔ってないくせに酔ったふりで

 

密かな期待をさらっと叶えてくれたことが

哀しくて幸せで笑ってしまったの

 

好きになっちゃいけないって思えば思うほど

君に引き付けられるなんて

哀しくて切なくて

だけど泣くのは筋違いと分かっていたから

 

ただ笑うしかなかったの



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羽化

JUGEMテーマ:想い詩


日差しを受けて色飛びした古い校舎
渡り廊下を通り抜ける夏の風


背後に人の気配を感じて振り向いた僕を

追い越していく君が
スローモーションのように見えた

風がいたずらに舞い上げた長い髪に
光の粒が乱反射してキラキラはじける

抜けるような青空を背に
ほんの一瞬見えた君の真っ白な首筋が

あまりに綺麗で
僕は言葉もなく立ち尽くした


僕の中で生まれたての蝶が
まだ頼りない薄い羽をそっと広げた






英語の言い回しでドキドキしたり不安や緊張することを
”get butterfies in mystomach(胃の中で蝶がバタバタする)”
って表現するんですって。
可愛いハート

まだこの気持ちが恋なのかどうかもわからず、ドキドキした瞬間を
このフレーズになぞらえてみました。



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幕間の恋

JUGEMテーマ:想い詩


呆れるほど正直な欲求を満たした後
後ろめたさを隠すように君が呟いた


出逢う時期が違っていれば…


利己的で古典的な台詞に

初めての恋よりも甘く強く
心の芯が痺れた

人ってどうしてこんな簡単に
馬鹿になれちゃうんだろう


恋物語のヒロインは
既に舞台に立っているのに

脇役の私は
届かない想いに上手な幕引きの仕方が分からない


 

 
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夜桜

グラスビールが少なくなった頃
夜桜を見たいと君が言った

お互いに帰りを待つ人がいる隙間をぬって
久しぶりに逢えた時間を
このまま終えてしまうのがもったいなくて

ほろ酔いの君の思い付きに
一も二もなく頷いた

まだ春浅い宵の口
七分咲きの桜の下

君と肩を並べて歩く

砂利を踏む音と小さな息づかい
つないだ手の乾いた感触

何か話さなきゃ
そう思うのに言葉が出ない

桜が途切れた
君との終わりが近づく


どれほど綺麗な花をつけても
時が過ぎれば跡形もなく散ってしまう

君は
二人の間にある気持ちを桜に託したの



※2008年3月の記事を少し言葉を変えて編集しました。

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くちづけ

JUGEMテーマ:想い詩


短くつながった唇が
離れた瞬間

涙がこぼれた

ほんの1年前
幸せすぎて涙が出ることを知った

今夜
君のウソに気付かないふりをして目を閉じる自分がみじめで涙が出る

私の頬を伝う涙を指でそっと拭いながら
動揺を隠しきれない君の表情

息をするたびに体中の骨が軋むほど苦しいのに
こんなに苦しいのに
それでも手放せずにいる

執着なのか恋なのかそれさえも見失ったまま


 

 


 
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